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【コラム】ミネラルウォーターのおはなし

突然ですが、皆さんのミネラルウォーターを選ぶ基準は何ですか?

そもそも、日本のミネラルウォーターの歴史は1970年代初頭までさかのぼるそうです。
その時代のミネラルウォーターの位置づけは「一般の家庭用」としてではなく、
「業務用」としての位置づけが大きかったそうです。

そして、日本が空前の好景気に湧いたバブル期、
ミネラルウォーターは世間に徐々に知られることになりました。
日本人が海外旅行に行くようになり、「お水を買う」ということが浸透。「安全でおいしいものにお金を払う」ことが当たり前になりつつある時代でした。そのような中で、ミネラルウォーターが一般家庭にも顔を表すようになったのです。

1990年代には、水道水の汚さなども相まってミネラルウォーターの一般化は益々進んでいきました。
1994年にはカラ梅雨と夏の高温の影響で水不足が発生。その中で、より人々の中に「水を買う」ということが浸透し、ミネラルウォーターが買われるようになりました。

そして、記憶にも新しい2011年3月11日。東日本大震災が起き日本中に不安が広がる中で、備蓄用と安全性の確保のためにミネラルウォーターがより一般家庭に浸透しました。

そのため、今では多くの人がミネラルウォーターを買うことに抵抗がなくなっています。
そこで、冒頭の質問。
「皆さんのミネラルウォーターを選ぶ基準は何ですか?」

2019年1月マイボイス(株)の調査によると、アンケートを実施した人たちの48.5%は「価格」だったそうです。そして「味」と「商品名」で選ぶ人が30%程度。「商品名」はイコール安全性や信頼性につながっていると推測できるかと思います。

ということで、多くの人のミネラルウォーターを選ぶ基準は「価格」ということになりますね。
ちなみに、2019年の当社調べでは、温泉水「櫻岳」を選んでくださった方の約80%が「味」だそうです。

あなたの、ミネラルウォーターを選ぶ基準は何ですか?