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【コラム】温泉水を飲む「飲泉」について

皆さんは「飲泉」という言葉はご存知ですか?
字からも推測できますが「温泉を飲む行為、またはそのことによって病気の回復などの効能を得ようとすること。」(Wikipediaより)を言います。

日本人はお風呂好きなので、温泉は入るものと言う認識が高いと思いますが、入浴習慣があまりないヨーロッパ諸国では古くから飲泉が盛んに行われています。
ただ、日本でも持統天皇の御代に、飲泉によって多くの病人を治癒したという記載が日本書紀にあるため、メジャーではないものの日本での飲泉の歴史も古いということが分かります。

飲泉をすると、温泉が胃腸や肝臓などの局所的に作用する効果と、入浴と同じように全身に作用する効果があることが温泉医学の研究で明らかになっています。
ただし、やみくもに温泉水を飲めばよいというものではなく、症状と泉質を考慮した上で飲むことが大切となります。

現在、飲泉ができる場所は国内ではさほど多くないのが現状です。ですが、国内には各地域の温泉水がペットボトルなどで販売されているため、それを活用することで簡単に飲泉をすることができるようになります。

ちなみに、活火山温泉水「櫻岳」は、温泉法で認められ、飲泉用の許可を得た温泉水です。特徴は下記の通り。飲む温泉水を選ぶ際の基準にしてください。

【活火山温泉水「櫻岳」の特徴】
 ・ 泉質:アルカリ性単純温泉
 ・ クラスター値:52.0Hz (※クラスター値とは水分子の大きさ。水道水は120~140Hz)
 ・ 硬度:0.5㎎/L(超軟水レベル)
 ・ pH値:9.4~9.7(アルカリ性)